本サイトはプロモーションが含まれています

親離れが進んできた

 本ページはプロモーションが含まれています

賃貸で一人暮らしをし始めて2週間経ちました。

 

祖母の家で半年間一人暮らししていたのですが、一旦実家に引き上げ1ヶ月過ごしていました。

そのときに感じたのが、自分って親がいないと生きていけないのでは?ということです。

特に母親が心の支えで、悩み事を全て母に聞いてもらっていました。

しかし、賃貸で本格的に一人暮らしをするにあたって母と物理的距離ができたことによって、精神的にも自立に向かわざるを得ない状況です。

 

親は自分より先に亡くなる可能性が高い。

もし亡くなったときに一人ぼっちでは恐ろしい。

友達のいない引きこもり体質の私の生存戦略です。

母親離れしたいけど…

母が理解者。他人はいらない。

私は幼少期から母にべったりで、小中学校では友達は居たもののメールでやり取りするほど仲の良い友達はいませんでした。

不登校にもなり高校は行かず、専門学校でもうまく友達が作れなくて、成人したときに友達は0人でした。

しかし、今は精神障害の人のためのB型作業所に通って友達が1人2人出来てきています。

なぜ、自分には仲の良い友達が出来なかったのか?

 

それは母が大親友で、母が居れば何をしてくるか分からない他人である友達は必要なかったからです。

母が理解者で、母のアドバイスは自分の同級生の言葉よりずっと参考になる。

愚痴もなんでも聞いてくれて、他人とは違って気を使うこともない。

そうやって私は母に依存して離れられないまま大人になりました。

外で友達作らなくても母が居る。

母は不幸に育ちました。完全な毒親育ちです。

結婚しても旦那さん、私の父からの愛情ももらえず、寂しい辛い思いをしてきました。

そこに産まれたのが私。

私が産まれて、ようやく癒しができたようです。

私は幼少期は着せ替え人形のように洋服を着せてもらって大切に可愛がられました。

 

愛情をたっぷりもらって育った私。

でも、母が周りの人から愛情をもらえていない姿を見て、子供ながらに心の支えになりたいと思ったのでしょう。

母とべったり一緒に居ることで、母が癒やされるだろう。

私は今日あった出来事など、何でもかんでも母に話して、母も私に身の回りのことを話す、共依存と呼ぶ状態になってしまいました。

 

そうして、外で友達を作らずとも家庭内で精神的な安定を得られるようになりました。

母を支えるのは子供の役割じゃない。

母はとても頑張り屋で、家庭のことを良くやってくれる人です。

それだけに、寂しい思いをしている母が可哀想で仕方なかったです。

両親も駄目、父も駄目、母を支えられるのは私しかいないと思っていました。

母と共依存になることで、友達を作る意味を感じていませんでした。

しかし、母もおばあさんになっていきます。

私ももう成人している。

そろそろ手放さないといけないのでは?と疑問を持つようになりました。

 

母は母の世界を持つべきなのです。

それは子供が背負うべき問題じゃない。

母が一人になるのが可哀想で…という思いは余計なお世話です。

子供が離れて誰も居ない危機的状況になれば、母も動き出します。

母のことをよく支えました。

もう自分の世界を持っていいんです。

母離れするには?

実家の近場で一人暮らし

やはり王道の一人暮らしは母親離れに最適です。

家事してくれる人がいない。

手続きも自分でしないといけない。

母に頼りたいし不安だけど、自分でやるしかない。

そういう状況をクリアしていくことで、自分に自信が湧きます。

 

一人暮らしをすると寂しいと感じることがあるはずです。

母とべったり一緒に居た日々を考えると、一人ぼっちで寂しくて母を頼りたいと思うと思います。

そういう人は実家の近くに家を借りましょう。

いざとなれば母が来てくれる安心感。

緊急性がなくても母がやって来れる。

同じ市など地元で家を借りるのが、母にべったりな人の最初の一人暮らしにおすすめですよ。

分からないことは市役所に頼ろう

分からないことがあればの市役所で職員に聞けば丁寧に教えてくれます。

途方に暮れそうなとき、人に頼ること一つの経験になります。

私は精神障害者なので、精神障害の人向けの窓口で相談したりしています。

意外と親切に対応してくれるので、分からないことがあれば市役所に行きましょう。

どこかしらに繋いでもらえるはずです。

働いて社会との繋がりを持とう

私は精神障害の人のためのB型作業所で働いています。

似たような人たちに囲まれるので、一般社会に馴染もうと努力するよりずっと自然に生活できます。

体調不良で休んでもOK。

給料ではなく工賃で支払われますが、何もせずに引きこもっているよりずっと良い。

色々なジャンルのB型作業所があるので、ぜひ調べてみてくださいね。

ちなみに私はどうしてもやりたい作業を行っている作業所に行くために、県をまたいで通勤に片道1時間かけて通っています。

そして友達をつくろう

自分の好きなことをしている職場を選べば、おのずと自分に似た人と出会えます。

その中でも友達になれそうだと感じる人が出てくるはずです。

私の場合は絵を描くことが好きですが、同じように絵を描くのが好きな12歳歳上のお友達が出来ました。

お互い不登校歴があり、友達付き合いもしてこなかった同士で気が合います。

お茶をしたり、家に遊びに来てもらったり遊びに行ったり、友達付き合いのブランクを埋めているところです。

そして、2つ目の作業所で新たな友達が出来そうな予感がしています。

連絡先を交換して、少しずつ仲良くなっています。

今までは職場のことなど、その職場を知らない母にLINEしていたことを、お友達にLINEして共有できたらいいなと思っています。

母離れをしようと思えたことが大事

母を手放してあげよう

知らずしらずのうちに母を閉じ込めていたのは自分かもしれない。

恐ろしいけど、その可能性があるなと今は思います。

母は母で生きていける。それを子供は信じてあげればいいんです。

まずは自分の世界を確立する。

先陣を切って自立することで、その姿を見た母も幸せになるように動き始めるはずです。

母離れすると良いことありそう

母を心のど真ん中に置いていたのを、ちょっと横にずらす。

すると、空いた心を埋めるように人がやってきます。

私は友達付き合いすらままならない状況で来たので、友達を作ることが第一だなと思いますが、心理コラムなどを読むと、その心の穴を埋めるように彼氏・彼女が出来る可能性があるみたいです。

まだ若くて人生これからなのに、友達も恋人も作らずにいるのはもったいないと思いませんか?

どんどん他人と仲良くなるために、もっと母を手放して自由にしてあげましょう。

母とべったり居たことで、人と距離を縮めることは実は苦手ではないんです。

精神的安定は母で満たすのではなく、外の世界で埋めましょう。

好かれるための努力を始める

これは私もまだ出来ていないことですが、他人から愛されるにはそれなりの性格と外見・清潔感が必要です。

私は肥満1の体重で、髪はくせ毛で、清潔感があるとは言えません。

それでも母には愛されていました。

愛される努力をしなくても母に愛されているから欠乏感がなかったのです。

しかしそれでは他人からは愛されにくい。

友達も出来にくいし、恋人なんて到底出来ない。

母に愛されていればそれでいい、ではそろそろいられなくなってきました。

他人から愛される努力をしよう。

外見を磨くのは他人に愛されるためです。

本当は人と関わる人生を選択したいですよね。

母を手放して、他人にもっと目を向けましょう。

そうすれば結果的に自分が幸せでいられます。