引きこもりの人がアルバイトから社会復帰しようとするのはやめておいたほうがいいです。
社会で挫折したから引きこもりになったのに、その社会に弱ったメンタルで立ち向かうのは無茶をしています。
アルバイトしか選択肢がないと思っているからアルバイトを必死になって選ぼうとしているのだと思いますが、私はアルバイト以外の選択肢で社会復帰していっているので、その方法をお教えします。
アルバイトは社会に挫折した引きこもりにはハードル高すぎ
まず前提として、社会で挫折した引きこもりだということを自覚しましょう。
普通のメンタルならば今も普通に社会に出れていますよね。
アルバイト先にいるのは、普通に生きてきた普通のメンタルの人です。
引きこもり期間が長いということは、会話や態度もどこかおかしくなっていて、普通の人たちにはそれが異常に見えるでしょう。
中には自分に嫌なことをしてきた過去のあの人のように、嫌がらせをしてくる人もいてもおかしくありません。
経歴を見ても、空欄期間が長かったり、中卒だったりして、そもそも雇われるのか怪しいところです。
無理をしてアルバイトをしようとするのは、自分を大切に扱っていない証拠でもあります。
また、選択肢としてアルバイトしかないと思い込んでいるのだと思います。
ではどうすればいいのか?→B型作業所に通う。
まずは↓の記事をお読みください。
引きこもりのアルバイトは止めておけ、B型作業所に通ってくださいという答えになります。
メンタル系の病院に通院をして、精神障害者保健福祉手帳を取得できるならして、障害者の通えるB型作業所に通うのは、社会復帰で一番楽なコースだと思います。
引きこもりは元々繊細さん、だからメンタル系の病院に通院するべき
心療内科でも精神科でもいいのですが、メンタルケアをしましょう。
通院するとお薬が出されますが、先生が症状に合わせて出してくれるお薬なので、しっかり服薬してください。副作用が出たら先生に伝えてくださいね。
また病院に通うと発達障害の診断をしませんか、と言われることがあります。
幼い頃から心が繊細だった、体の反応も繊細に感じとっていたなどの特徴がある場合、発達障害の可能性があります。
発達障害の診断も受けてみてはいかがでしょうか。
私は精神科に通っているのですが、元々繊細さんで心がしんどい人には精神科が向いています。
元々の気質にプラスして思春期以降に発症したメンタルの病気等を総合的に見てもらえます。
心療内科は思春期や青年期にある悩みを聞いてくれるところで、薬も処方してくれますが、生まれ持った気質というより、その年代特有の悩みの相談に乗ってくれるところです。
あとはカウンセラーをつけるのもいいでしょう。
私はこのカウンセリングサービスの初回無料電話カウンセリングに何度もお世話になりました。
話を聞いていただけるだけでありがたい気持ちになりますし、気に入ったカウンセラーさんがいれば、次回から有料でカウンセリングを受けることができます。
アルバイトではなく、無理のない社会復帰を目指そう
B型作業所からスタートすれば、最低時給の貰えるA型作業所を目指すこともできますし、障害者雇用の道もあります。
いきなりのアルバイトは難しいですが、B型作業所に通って社会に慣れていけば、いずれアルバイトをすることも可能でしょう。
B型作業所には障害者を理解している職員さんがいるので、そういう人達にサポートされている環境も、社会復帰に有効だと思います。
B型作業所という選択肢があることを知って、無理のない社会復帰を目指してくださいね。