本サイトはプロモーションが含まれています

二次元オタクを卒業・やめた方法

 本ページはプロモーションが含まれています

中学生の頃から二次元オタクになって十数年オタクを続けてきた私ですが、ついにオタク卒業できました。

今回は私がオタクをやめられた方法を載せたいと思います。

そもそもなぜオタクをやめるのか

いい歳したオタクにとって二次元は現実逃避の選択肢の一つでしかない

中学生・高校生くらいにオタクなのは良い現実逃避の仕方だと私は思います。

学校生活が軸になる歳で自由が少ないからこそ、アニメや漫画やゲームにハマることで心を解放できることはむしろ健全な対処法だと思います。

しかし成人してからオタクでいるのはむしろ不健全な現実逃避の仕方で、それを自分で感じるからオタクやめたいと思ったり、オタクでいるのが嫌だなと思うのでしょう。

成人・社会人の年齢になると学生時代の学校しか選択肢がない時代から一気に自由度が増します。

自由度が増して現実的なことは何でもできる状態に入った大人が、それまでの学生時代と同じコンテンツにハマり続けるのはやっぱり無理が生じます。

大人は自由度が高いので、現実的なストレス解消の趣味を持つと、人生が豊かになるでしょう。

私は学生時代の勉強・学校しか選択肢のないときはオタクでOK!だと考えていますが、大人は現実的な趣味を見つけて二次元への逃避を減らすのが良いと思います。

やっぱりオタクは気持ち悪いから

私はBL好きな腐女子だったので、二次創作を見続けていた人生だったのですが、大人になるにつれてそれを見ている自分に虚しさを感じ始めました。

自分のことをおざなりにして二次元にハマっていることが、だんだんと嫌になってきました。

見た目に気を使えないこと。

髪の毛ボザボサで体型もぽっちゃり、服の合わせも同年代のキラキラ女子と何だか違う…?

オタクでいると二次元キャラに心奪われているので、三次元の自分の身体なんて器でしかなく、二次元を愛しているとどうでも良いものだと思ってしまうのですよね。

それは結果的に恋愛や人間関係を遠ざけます。

自分の身体やもしかしたら精神にすら興味がなく二次元に心を持って行かれている人と、まともなコミュニケーションが取れると思いますか?

もちろんオタクでもキラキラした人はいると思います。

しかし少なくともオタク辞めたいと思っているような人は自分でも自信がないから辞めたがっているのでしょうし、ここではオタクは気持ち悪いと言ってしまいます。

グッズはおもちゃにしか見えない

私がオタク卒業の直前、最後に買ったのはフィギュアでした。

値段のするフィギュアだったので、丁寧には作られているのですが、もうオタク卒業寸前の私にとってはどれだけ丁寧に作ってあっても子供のおもちゃにしか見えませんでした。

オタクグッズの中でも値段がするフィギュアにそう感じたので、アクリルスタンドやぬいぐるみなども子供のものだと私は思います。

アニメキャラのグッズは幼稚です。

世の中のオタクじゃない商品は質が良いものが無限にあるし、オタクグッズが急にしょぼく見えてくると思います。

あなたの推しは絵であり、血の通った人間じゃない

自由に話すことも自由に動くこともない絵は人間ではない

かなり厳しいことを言いますが、あなたの推しは人間ではありません。

そんなこと分かっている!絵だけど好きなんだ!という方が大半だと思います。

だけど、その推しを本当に人間認識していいと思いますか?

自由に会話したくても、今までキャラが言ってきた言葉の中から脳内でそれっぽいことを言ってる姿を想像するしかない。

そのキャラ自身は自分の言葉で話していません。あくまで三次元の人間が二次元のキャラに単語を話させているだけです。

リアルの人だとどうでしょう?相手が口下手でも自分の意見があって自分らしい言葉を返してくれますよね。

 

二次元キャラクターの目や口や鼻などの顔のパーツが三次元の人間についていたらどうでしょう?

アニメにありがちな目の大きさの人間が居たら、ぎょっとする以上に恐怖を感じるでしょう。

リアル調の絵の目でも切れ長すぎる目が零れ落ちそうで怖いでしょう。

唇がそもそもない口、両唇に色が付いてない口、ゴマ粒みたいな点が鼻、鼻の穴がない鼻…

アニメ顔の着ぐるみがあったりしますが、あれに少なからず怖いとか気持ち悪いと思うのは、私達の知っている人間の概念から大きく外れているからでしょう。

 

キャラが動くにはどうしたらいいでしょう?

漫画だと止まったポーズの連続です。

アニメなら動き続けていますね。しかし、アニメーターが描いた動きしかキャラはできません。

ゲームだと、こちらが話しかけても、キャラは同じ動き・同じ返事しかしません。

また、私達が話しかけられるワードも決まっています。

キャラ自身が自分の意思で動くことはありません。

 

キャラクターが人間ではないのは、これだけではありません。

リアル人間なら救急車で運ばれるレベルの怪我をしていても戦っていたり、身体能力が異常に高いキャラの能力はリアル人間では絶対に不可能だったり、魔法を使っていたり、三次元のリアル人間と比べてやっぱり人間と呼べない要素がありすぎます。

 

私達三次元の人間が、絵を見てもこれは人間と認識してしまうのは本能だと思います。

しかしよくよく考えると人間じゃない要素でできているのが二次元だと言えます。

リアルの人間ならば、誰に何を言われたわけでもなく自らの思考があり発言があります。

三次元の人間のバリエーションのほうが面白くありませんか?

二次元を卒業して三次元の人間に興味を持ってほしいのは、そういった理由があります。

恋愛ストーリーは、実は作者と読者の恋

恋愛漫画など、確かに目の大きさはリアルな人と違うし自由に話せないけど、身体能力や知能などはリアル人間と変わらない!という考えもあると思います。

平和なストーリーには異常な能力の人は現れる率は低いですよね。

だから二次元を人間認識していても安心と言うかといえばそうではありません。

 

例えば恋愛漫画にキュンキュンしたりしますよね。

格好いいイケメンキャラが主人公にときめく言葉を言ってくれる…など、キャラに恋することもあるでしょう。

しかしそこには落とし穴があります。

作者が女性作者なら、そこに出てくるイケメンは宝塚の男役のようなもので、リアルな男性の思考はしていない都合の良い存在です。

作者の女性的思考で考えられた、女性の言われて気持ちがいい台詞を言ってくれる男性です。

女性の思考で考えられたキャラで男性の思考が一切入ってないなら、イケメンの見た目をした女性が喋っているのと変わりません。

そこで出てきたイケメンは男性とは言えません。しいて言うなら男装した女性です。

女性作者が描く百合はどうなのか?というと、思考が女性でキャラも女性なら、女性と認識できるでしょう。

しかし、根本的なところに戻ると、作者の思考で考えられたキャラクターは一人の人間と言えるでしょうか?

様々な性格をしているといっても、作者の考えられる範囲でしかキャラは動けません。

つまり全員作者の分身なのです。

同じ作品内のキャラクターはどんな性格であれ、それを作った作者そのものなのです。

だからそれぞれのキャラを人間扱いするのは無理があると思います。

恋愛漫画はしいて言えば、そのキャラクター達を作った作者と、私達読者との恋だと思います。

二次元で起こった嬉しいこともつらいことも、現実生活に全く関係なし

推しのキャラがつらい目に合うと、それを想像して本業が手につかなくなるほど自分も苦しくなったり、逆に嬉しいことが作品の中で起きてキャラが喜んでいると、自分も嬉しくなって本業が捗ったりしますよね。

しかし私が今まで話をしてきたことを思い出してください。

自由に話せない。二次元でしかありえない顔のパーツ。決まった動きしかしない。能力が人の概念を超えている。恋愛漫画は作者と読者の恋でしかない。

二次元は人間ではないのです。

漫画やアニメやゲームで繰り広げられるキャラクター達のストーリーは、私達のリアルの生活と何も関係ありません。

二次元の世界で起こったことでしかないのです。

もちろん作品にじーんと泣けてきたり感動することはいい疑似体験です。

でもリアルな人間の心が興奮しすぎる作品は害になります。

本業中に作品を思い出して喜んだり悲しんだり、リアルな生活に身が入らなくなるのは問題でしょう。

そこまでハマってしまう作品から離れるほうが健全に生きられるはずです。

オタク卒業するにはどうすればいいの?

オタク関連の創作活動をやめる

オタクでいるとSNSをしたり絵を描いたり小説を書いたり創作活動をすることが多いと思います。

オタクをやめるためには、オタク的創作活動をやめてしまうことが一番です。

それらをやめるとオタクでいることがどうでも良くなります。

創作活動するために、新しいアニメを見たりグッズを買ったり、新しい情報を取り入れるのが楽しい半面、義務のようになっていると思います。

創作活動をやめれば、情報を入手しに行くこともグッと減るでしょう。

私は二次創作の情報はすっかり見なくなり、昔ハマったジャンルの公式の情報をときどき見る程度のオタクになりました。

pixiv・Twitterをやめる

心の栄養の補給を絶ちましょう。

アカウントを消すのが手っ取り早いです。

pixivやTwitterのアカウントがない状態の日数が多い状態を増やしていきましょう。

アカウントがあるとブックマークできたり、年齢制限のあるものが見れたり、どっぷりとその世界に浸かれてしまいます。

だからアカウントを消して、pixiv・Twitter離れしてください。

一年間はかかると見越して、長期戦で頑張ってくださいね。

グッズを売ってお金にする

pixiv・Twitterを辞めると同時並行して、集めたグッズを売りましょう。

グッズを売る方法は様々あると思いますが、捨ててしまうのはもったいないと思うので、売ってお金にしてください。

そこで売ったお金でグッズを買いたくなっても、別に良いと思います。

徐々に数を減らしていくことが大事です。

グッズを手放して、オタク卒業の目標に向かって頑張っている自分を褒めてあげましょう。

二次元は人間ではないことを再認識する

この記事に書かれているキャラは人間ではないということを心に刻みましょう。

私もオタクだったのでよく分かるのですが、二次元を愛しすぎると頭が二次元でいっぱいで、リアルな三次元の人との関わりも二次元を通してになりがちです。

でも冷静になると、二次元で脳内がいっぱいなのはもったいないと気づいているはずです。

確かにリアルな人は自分が傷つく発言をしてくるし、できれば関わりたくない気持ちはわかります。

二次元にハマるのは人生からの逃げです。

本当はリアルに話ができて、動いて、触れることができる三次元の人間と関わるほうが、二次元に逃げ続けるよりずっと面白いです。

二次元は少し気分転換に見る趣味にして、自分の生きる世界の楽しみを増やしませんか?

現実的な趣味をつくる

私は女性的な趣味しか提案できないのですが、私はメイク用品やインテリア雑貨を見にショッピングに行くのが好きだし、本屋さんで占いの本やビジネス書や心理学の本を買って読むのが好きです。あとは紅茶を飲んだりアロマオイルに挑戦中です。

二次元オタク卒業して心が空っぽになる前に、徐々に現実的な趣味に切り替えていきましょう。

二次元に求めてた刺激が現実の趣味で解消される気がしない!という人でも、オタク趣味を辞めると過剰な刺激を求めていたことに気がつくでしょう。

オタクをやめて現実を生きるのは楽しい

私は最近は二次元に興味がなくなって、現実の人間関係や自分を磨くことに興味を持てるようになりました。

TikTokInstagramで話題の場所に行ったり、美容に力を入れたり、現実を生きることが楽しいと感じています。

20歳前後までオタク趣味にどっぷりとハマるのは、非社交的な人にとっては仕方ないことだと思います。

私も二次元キャラは癒やしでしたし、オタク趣味がないと生きていけないと思っていました。

しかし20歳を過ぎた年齢の人は、オタクをやめて現実の日常生活を充実させることが、結局自分のためになります。

二次元は現実を生きている人間とは関係のない世界の話で、そこに浸かっても本当に充実することはありません。

また、20歳を過ぎると交際・同棲・結婚・出産などがリアルな出来事として起こるようになります。

二次元の恋愛に夢見るのはもうやめて、リアルの人たちを大切にすることが大人には必要です。

 

これをきっかけに二次元オタクを卒業して、リアルの暮らしを楽しいと感じれる人が増えたら幸いです。