トータル10年間引きこもりのゆるこもりんです。
高校生にあたる年齢では不登校・引きこもりで、このまま人生が終わっていったらどうしよう…と思っていたのですが、それから10年経ってわりと元気に生活ができるようになりました。
自分を振り返って、引きこもり状態にある人が社会復帰するにはどうすればいいのか考えました。
解決法:精神疾患持ちの認定を受け、B型作業所に入る
病院で精神障害・発達障害などの診断を受け、障害者の人が通う就労継続支援B型という場所に通うことが、引きこもりの居場所がないを解決する方法の一つです。
精神科・心療内科に通う
ここが一番ハードルが高いところだと思うのですが、家を出て精神科・心療内科にかかり、精神障害または発達障害の認定を受けることが必要です。
生きづらさに対して診断名が付いたり、お薬がいただけると、人生を自分でコントロールする気持ちが湧いてきます。
必要に応じて精神障害者福祉手帳を取得できます。
自分のことを障害者扱いするのはつらいことですが、メリットも沢山あり、私は持っていて困ったことはありません。
一度就職して働けなかったという経験がいる
これはアルバイトでも可なのですが、就労継続支援B型に通うには、一度就職して普通には働けなかったというB型作業所に通う理由が必要です。
もし今まで就労経験がなくても、事業所によっては受け入れているところもあるので、先にB型作業所探しをするといいですね。
就労継続支援B型を探す
インターネットで探す方法もありますし、私は市の職員さんに紹介してもらうことをオススメします。
パンやお菓子の製造、清掃作業、内職作業、簡単なパソコン作業…など事業所によって、さまざまな内容の作業を行っています。
自分が好きな作業を行っているところに見学に行きましょう。
市の職員さんに相談すると、見学の際に一人で不安な場合は一緒についてきてくれます。
就労継続支援B型とは?
勤務時間、勤務日数は自分で決められる
私が過去に通っていた事業所では、週に1回・30分だけでも可能でした。
自分の体調に合わせて増やしていきましょう。
給料の代わりに工賃がいただける
給料は雇用契約を結ぶため最低賃金が保証されていますが、就労継続支援B型は雇用契約を結ばないため、最低時給以下の時給のところが多いです。
給料の代わりに働くと工賃がいただけます。
時給が100円のところも珍しくはないですが、精神障害や発達障害の人の最初の居場所づくりに働く場所が提供されていて、お金ももらえることにありがたく感じると思います。
引きこもりでもB型作業所なら居場所がある
引きこもりになると家にしか居場所がなくて、外に居場所がないことに不安を覚えますよね。
B型作業所なら、精神を病んでいたり発達障害で生きづらい人が集まっているので、仲間が見つかります。
アルバイトのように、週3日以上長時間働かないといけないなどの制限がない上に、引きこもりで弱った精神に普通の人との会話はつらいと思います。
工賃は安くてむなしく感じるときもありますが、社会復帰に向けて頑張っていることを自分で褒めてあげるといいと思います。
週5で働ける体力が身につけば、就労継続支援A型という雇用契約を結ぶ事業所もあるので、そちらを検討することもできます。ゆるこもりんもA型作業所に挑戦中です。
就労継続支援B型について、是非詳しく調べてみてくださいね。