本サイトはプロモーションが含まれています

父親無関心、母親過干渉で引きこもりになったけど、脱出できた

 本ページはプロモーションが含まれています

よく父親無関心・母親過干渉で子供が引きこもりになる、ということが言われています。

私は引きこもり経験がありますが、私の両親もそうです。

父親は、家族に関心を示さずに部屋で一人でネットをしてるか映画を見てるだけ。

母親は、父の役割を放棄した父親の代わりに、父親役まで引き受けて一人二役で頑張り続けていました。

結局私が成人して両親は離婚しました。

両親の夫婦仲が悪く、父親は相変わらず一人で世界で生きて、母親は本来旦那に向くべき関心が叶えられずに、子供に向くことで、父親無関心・母親無関心の形になるのだと思います。

両親に問題はありましたが、結局引きこもりを脱出したいのは他でもない私なので、ここでは本人の引きこもり脱出方法に関して書きたいと思います。

引きこもりの原因を考える。

引きこもりの原因は様々あると思います。

私は小学校、いや幼稚園の頃から学校生活が楽しくありませんでした。

クラス替えをすると以前の友達と離れて新クラスで一人ぼっち。これが常に起こっていました。

中学生になってジャズバンド部に入部し、友達の数が増えたので、中学校では新学期に一人ぼっちになることが防げると思いました。

しかし、中学三年生のときのクラス分けで、3クラス中同じジャズバンド部の友達がほとんど1クラスに固まり、私のクラスには1人の友達しかいない状態になりました。

しかも、学年で一番嫌いな2人が同じクラスになり、私の心は崩壊しました。

 

…とここまでは学校での原因です。

しかし、もっと根本的なことを考えると、不登校になった後も苦しみから抜け出せないということは、家庭環境に問題があると考えられませんか?

 

私の家庭は冒頭でお伝えしたように、父親無関心・母親過干渉のテンプレート的家庭でした。

兄弟はいないので、両親が全ての引きこもり生活になりました。

 

私の場合、不登校から引きこもりになり、両親との関わりだけが人間関係になりました。

私が引きこもったのは学校生活が苦しかったからですが、潜在意識的に原因を考えると、両親の関心、特に父親の関心を引きたかったのだと思います。

私が不登校になっても父親は最初はあまり関心を示しませんでした。

不登校に怒ることもしないけど、学校楽しくないの?と聞いてくれることは一度もありませんでした。

しかし、不登校から引きこもりになり、家にべったりと私が居ることで、徐々に父親が変わり始めました。

父親は相変わらず母親とは仲良くなかったですが、私のことは精神病院に車で送り迎えしてくれたり、引きこもる前に比べて関わりを持てるようになりました。

こう文章にすると単純に感じますが、実際は不登校になった苦しみや、引きこもり生活の先の見えなさに絶望しました。

しかし、父親の無関心状態から気を引くことには成功したので、私はどこか満足したのだと思います。

それに私が引きこもったことでなんとかしなければいけないと思った両親が、協力して私の引きこもり脱出に向けてサポートしてくれるようになりました。

夫婦仲が良くなったわけではありませんが、無関心状態の夫婦から私の引きこもりを通じて、協力体制は取っていました。

私は両親に恵まれていたと思います。

しかし、世の中の引きこもりにはむしろ自分が引きこもることで両親の仲が悪くなることも多々あると思います。

それで自分をさらに責めてますます引きこもりが悪化することもあるでしょう。

 

両親の仲が悪く、父親が無関心で母親が過干渉なのは紛れもない事実です。

家庭環境が悪いということは、自分の自信の基盤がぐらつくということです。

それでは学校生活や社会生活はやっていけなくて当然です。

自分が引きこもったのは両親のせいだと思うのは全く問題ないです。

そんな家庭に産まれてなかったら、他の普通の家庭で育っていたら、あなたが引きこもることもなかったかもしれません。

それだけ、家庭環境とは重要なのです。

両親の夫婦仲の悪さと、父親が誰にも関心を示さないことと、母親の関心が全て子供の自分に向くこと、それが原因となることは明らかでしょう。

引きこもり脱出には自分の今を受け入れるしかない。

引きこもりになる原因は分かりました。

しかし、原因をいくらこねくり回しても、引きこもり完全脱出には繋がりません。

もちろん原因を把握するのは、前に進むきっかけにはなります。

そこで次は何をすればいいのか。

 

次は自分の引きこもってしまったことを自分で受け入れてあげることです。

多分、引きこもりになっていることを悔やんだり、絶望したりしていることでしょう。

しかし、まずそんな自分を仕方ないよね、と受け入れましょう。

原因が両親にあって、自分が引きこもりになった。

でも、自分はどうしたいのか。

引きこもりから脱出して、この苦しみから抜け出したい。

そんな思いがあると思います。

まず引きこもっている自分を自己否定するのをストップして、引きこもっている自分は可哀想だと自分を慰めてあげましょう。

自分を自分で慰めるのは癒やしの効果があります。

自分のつらい気持ちや苦しい気持ちを感じ切りましょう。

自分を慰めるのが難しいと感じるときは、カウンセラーのカウンセリングを受けるのが良いでしょう。

引きこもりで外出できない場合は、電話やメッセージカウンセリングを受けると部屋から出ずとも話を聞いてもらえます。

私のオススメは「カウンセリングサービス」の初回無料電話カウンセリングです。

話を聞いてもらったあとに、それについてのアドバイスがもらえるところがとても良いです。

他のネット上のカウンセリングを受けたこともありましたが、話を聞いてくれるだけで、それについての意見は何もしてくれないこともあったので、当たり外れはあると思います。

「カウンセリングサービス」と検索したら出てくるので、ぜひ初回無料でカウンセリングを受けてみてください。

社会の繋がりを持つ

自分の引きこもりの状況を受け入れることができれば、社会との繋がりを持つことができるようになります。

引きこもりで仕方ない、大丈夫と受け入れることこそ、引きこもり脱出のスタートです。

 

社会との繫がりといえば、働いて社会復帰することだと思いがちですが、それだけではありません。

私が利用したり試そうとした方法がいくつかあります。

・精神科や心療内科に通う

家でカウンセリングを受けて、気持ちが楽になったら、次は外に出て心の病院で診察してもらいましょう。

病院の先生と会話することも、社会との繋がりの一つです。

引きこもって社会との関わりが一切なくなると、むしろ鬱病だったり精神病になりがちです。

そういった病気にかかっているから苦しい思いをしていることもあります。

精神科は名前からしてハードルが高いと思うので心療内科だと精神病ではなくても話を聞いてくれるので、まずは心療内科に通ってみるのがいいでしょう。

・地域活動支援センター

心療内科や精神科に通っていると、地域活動支援センターを勧められることもあると思います。

地域活動支援センターとは何かいうと、日頃社会との関わりがない人が、住んでいる地域にある施設に日中通うことで居場所づくりができます。

引きこもりというだけで通えるかはその地域活動支援センターによって受け入れ状況が変わりますが、心療内科や精神科に通院していたら、人に暴力暴言など迷惑をかけないなど人間関係を築くことができる状態であれば、利用することができます。

私自身は見学にしか行ったことがないので、詳しく書くことは難しいのですが、人との繋がりを持てる場を提供してくれている地域活動支援センターは利用する価値ありだと思います。

昼食作りを職員さんと共にしたり、トランプなどのゲームをしたり、談笑したり、リラックスして日中を過ごせる場です。

・就労継続支援A型・B型事業所、就労移行支援事業所を利用する

このブログでは就労継続支援事業所について様々のことをお話しています。

就労〜〜事業所とはなにかと言いますと、精神障害などを持った一般就労がうまくいかなかった人向けに、職員さんのサポートを受けながら簡単な仕事をしたり履歴書添削など実際に就職に向けて動くための場です。

引きこもりの人達の中で、心療内科や精神科に通院すると、精神障害と名が付くことがあります。

精神障害者だと、こちらの就労継続支援事業所や就労移行支援事業所を利用することができます。

知的障害や身体障害の方も利用可能なので、障害を持った方が利用するところと考えてもらって構いません。

指導してくださる職員さんがとても優しいので、一般社会に苦しんだ人にはぜひ利用していただきたいです。

 

引きこもり

→精神科・心療内科に通院

→地域活動支援センターを利用

→就労継続支援事業所や就労移行支援事業所を利用

というのが、私のおすすめする引きこもり脱出ルートです。

完全な社会復帰に向けて

私はまだ一般的なアルバイトや会社で勤務することはできていません。

しかし、いずれ一般社会に戻りたいと思います。

そこで重要なのは、自己肯定感と生活リズムを整えることだと思います。

 

今引きこもりで苦しんでいる人にも、自己肯定感と生活リズムを整えることを始めてほしいと思います。

自己肯定感を育てるためには、カウンセリングを受けるのが良いです。

しかし、カウンセラーとの相性が合わなかったり、お金がかかりすぎることもあると思います。

なのでカウンセリングを受けることと併用してオススメするのが、本を読むことです。

こちらの大ヒット作の「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」は、引きこもりの人たちにも届く内容です。

タイトルの嫌われる勇気や幸せになる勇気という言葉では、正直内容の深さに全く追いついていません。

難しく考えるのが趣味のことが多い引きこもりの人達には、内容がより刺さると思います。

人生の生き方の根本的な考え方がひっくり変える本なので、ぜひ一度読んでいただきたいです。

悩みを持つ青年と、哲学者の哲人の対談方式の本となっています。
青年が何にでもくってかかる性格なので、ネット掲示板をよく見る人にとってはむしろ親しみやすい性格かもしれません。
物事を悲観的に考えたり、否定的に考えがちな人にこそ、刺激を受ける本だと思います。
引きこもりを脱出して幸せになるために、本を読んで世界を広げましょう。

引きこもりの原因は分かっても、進むのは自分の力。

ここまで引きこもりの原因について考えたり、自分を受け入れることをおすすめしたり、社会との関わりを持つ方法をお教えしたり、本を読んで視野を広げることを提案してきました。

父親無関心・母親過干渉の原因があったとしても、それを受け入れて前に進むのは自分自身です。

 

引きこもり生活はとても苦しいですよね。

私も引きこもりを経験したからこそ、苦しみが身に染みて分かりますし、脱出方法もリアルに体験したことしか載せていないので、あなたに響くと思います。

お互い引きこもり脱出に向けて、一歩ずつ前に歩きましょう。