私は引きこもり歴がトータル8年ほどあったのですが、若い時期を引きこもって過ごしたのはもったいなかったなと思います。
読んでくれているあなたが何歳なのかはわかりませんが、今からでも遅くないので、外出ができるようになって、楽しい時間を過ごせるようになってほしいと思います。
外出するためにはなにより憧れが大事
旅行ガイドブックを読んでみよう
引きこもりが旅行に行ったり、観光名所を回るなんて無理に決まってる!と言われそうですが、実際に動く必要はありません。
ガイドブックなどを見て、こんなところに行っていたいな~と想像するだけで、引きこもり精神から外出できる人に一歩近づきます。
私はAmazonの電子書籍読み放題のKindle Unlimitedで、旅行ガイドブックを読むことが多いです。
「るるぶ」と「まっぷる」という旅行ガイドブックが、情報がたくさん載っていて読み応えがあってオススメです。
今年発売されたガイドブックも読み放題にあることが多いので、読むだけでも最新の観光地のスポットが知れて楽しいです。
地域の観光名所に行こう
自分の住んでいる地域で、まだ行ったことのない観光名所に行ってみるのはいかがですか。
電車やバスに乗って行ける程度の距離の日帰り旅行をしてみるといいでしょう。
電車などに乗るのが緊張する場合は、家族が車を運転できるなら乗せてもらい連れていってもらいましょう。
旅行だと泊まるところや交通手段を考えなければいけないので、大げさに考えると無理だと諦めモードに入りがちです。
でも自分の住んでいる地域なら日帰りで色々な場所を見れるので、とてもラクに楽しめます。
ちなみに引きこもりを脱出してからも、住んでいる地域の観光名所を知っていると、人との会話がスムーズにいくのでオススメです。
季節のイベントを楽しもう
季節のイベントを生活に取り入れると、毎日何も起きない引きこもり生活に、新鮮な風が吹くので楽しいですよ。
ハロウィンやクリスマスやバレンタインなど、その時期のお菓子を食べるだけで
今日のイベントを楽しんでいるなと思えるので、社会からの疎外感が少しまぎれます。
全く外出できない引きこもりの方は、家族にイベントのお菓子を買ってきて~とお願いしてみましょう。家族も前向きなあなたを見て、喜んでくれるでしょう。
もしコンビニやスーパーに行ける引きこもりの方は、近所の季節のイベントに参加すると楽しいことが待っていると思いますので、行ってみましょう!
展覧会に行こう
美術館などの展覧会に行くのは、観光名所や季節のイベントに行くよりも、静かで人が少ないので難易度が低いでしょう。
人の視線が気になる人でも、お客さん達はみんな展示物しか見てないので、視線にドキドキせずにいられて、落ち着いて鑑賞できると思います。
また、デパートで開催されている展覧会もありますが、調べてみると興味のあるものがいくつかあると思います。
デパートは人が多くてキラキラして人がたくさんいるので、劣等感を感じたりこの場にいれない!と思ってしまいやすいので、難易度は高いです。
しかし、デパートの展覧会は集客力の高い魅力的な展示ばかりなので、行ってみるととても楽しい時間を過ごせるでしょう。
オタクイベントに行ってみよう
あなたがオタクなら、同人誌即売会に行ってみたり、2.5次元ミュージカルを見に行ってみたり、自分の大好きなものを扱っているイベントに行ってみましょう。
オタクイベントだと、観光名所を巡ったり展覧会に行くような人達よりも、自分に似たような人がいて楽だと思います。
オタクの中に紛れるのはまだ気が楽だけど、外見に自身がなくて困るという人には、私の記事をぜひ読んでほしいです。
服について解説しているので、一読していただけると幸いです。
なにより大好きなアニメのイベントとなるとテンションが上がるので、人の視線を感じる間もなく、イベントを楽しみ尽くすかもしれませんね。
映画に行くのもオススメ
映画館も目的がはハッキリしているので、引きこもりでも行ける難易度が低めだと思います。
映画上映中は周りが暗くて、皆映画を見るのに集中しているのもポイントだと思います。
好きなジャンルの最新の映画を見れたら、きっと楽しいでしょう。
問題はチケット売り場やフードを販売しているコーナーの人の多さですね。
平日の午前中に行けば、学生さんや若者は少ないと思います。
映画に行きたいと家族に言えば協力してくれるはずなので、直前まで駐車場やレストラン内で待機して、映画館の入場時間に直行できるように時間調整するといいでしょう。
全く外出できない人は、近所の散歩からスタートしよう
引きこもりに人にもそれぞれ外出できる範囲があって、中には今までの項目が全く達成できそうにない、部屋から出れない引きこもりの方もいると思います。
そういう人には、ありきたりな提案ではありますが、散歩をするところからスタートするのがいいと思います。
外出して太陽の光を浴びながら歩くということは人の心と体が元気になる方法のひとつです。
しかし、ただただ歩いていると暇なので、通行人を見てしまい、視線を感じて滅入りそうになるので注意が必要です。
対策としては、スーパーでこれを買うんだ!という目的があると、その目的のために歩いているんだと納得できるので良いと思います。
自分の好きなものを一つ買うなど、外出に対してのご褒美があると、頻度が上がりやすいでしょう。
おまけ 引きこもりを脱出した私の話:最近の小旅行について
私は現在は引きこもりではありませんが、小旅行で京都と近所のクリスマスマーケットに行きました。
京都は主に神社や寺院を見て回りました。
昔の人達はどんな技術でこれを作ったんだろう?と思いつつ、ワクワクしながら見て回りました。
近所のクリスマスマーケットもとても楽しかったです。
外でしか楽しむことのできないイルミネーションや夜景、寒いなか飲むホットドリンクが美味しかったです。
楽しい外出をすれば、引きこもりから脱出できる
私は、最近京都への小旅行やクリスマスマーケットに行ったのが楽しかったので、ずっと引きこもりだったらこの経験ができなかったのか~と思うと、良かったと思う反面、少しぞっとしました。
引きこもりだから外出できないのではなくて、外出するから引きこもりを脱出できる、と私は考えています。
私から言えることは、外出を義務感にするのではなく、憧れや楽しいことを体感したいから外出するという、「ワクワク」がモチベーションの外出にしてほしいということです。
外出するのは本来すごく楽しいことです。
これまで挙げた項目の中で気になるものがあれば、やってみてくださいね。
私はもう引きこもりではないので、この記事を書くときに、引きこもりの人の気持ちに立てるだろうか?と心配になっていました。
でも、この記事を見て、外出っていいかもしれないと思ってくれる人が増えて、多くの人の引きこもり脱出に繋がればいいなと思います。