A型作業所で働き始めて二週間が経ちました。
今回は面接で聞かれた経験を書こうと思います。
A型作業所に行こうと思う人の役に立てれば幸いです。
面接は緊張しなくていい。普段どおりの自分でOK
一般の就職と違って、経歴を見られたりきっちりした回答じゃないと採用されないことはありません。
障害者として働く上で、他の人とやっていける最低限のコミュニケーション力はあるか、本当にこの事業所でいいのか、普段の自分がその場で無理なく働けるのかどうかを見られています。
普段どおりの自分でいいです。ただし受け答えは自分のできる限り丁寧にしましょう。
聞かれて困るような難しい質問は基本聞かれないです。
しかし困って答えられない質問があっても大丈夫です。そのときに答えを出そうとしている真摯な姿勢があれば面接は通ります。
面接で聞かれたこと
障害について 病院や服薬など
まずは障害者の働くA型作業所なので、障害について聞かれました。
いつ発症したのか、障害で困っていることはないか。
通っている病院名や主治医の先生の名前、通院の頻度、服薬しているお薬の名前と一日に飲む回数などを聞かれました。
障害者の施設なのでそのまま答えて大丈夫です。
例えば緊急時にどんな対処をとればいいのかなどを事業所が把握しておきたいから聞かれるのだと思います。
生活の状況
一人暮らしなのか、実家暮らしなのか、家事はできているか、普段は何をして過ごしているのかなど聞かれました。生活のリズムについても聞かれます。
これらの質問することで、最低時給を出すにあたって規則正しく毎日通所できるのかを問われています。
また今の収入はどうなのかも聞かれました。
A型作業所で給料を貰えるので、そのまま答えたらいいです。
給料をもらってやりたいこと
A型作業所なので最低賃金が出ますが、それをもらってやりたいことを聞かれました。
具体的な趣味ややりたいことを答えるといいでしょう。
職歴について
前職は作業所に勤めていた、でも構いません。
どんな職種の仕事をしていたのか、退職理由は何かを聞かれます。
仕事への姿勢が問われるので、しっかり答えを用意しておきましょう。
コミュニケーションについて
どんな人が苦手か、どんなことをされたら嫌かを聞かれました。
また、コミュニケーションについて意識して行っていることを聞かれました。
作業所でも対人関係の構築が必要になるので聞かれるのでしょう。
作業所で希望する職種
体験を踏まえて、気に入った作業や、やりたい仕事は何かを答えます。
志望動機と絡めて答えるといいでしょう。
今後の目標
将来は一般就職をしたいのか、安定してA型作業所で働きたいのかなど、将来どうしたいかを聞かれます。
事業所が把握しておきたいことなので、これもそのまま答えるといいでしょう。
面接では履歴書と職務経歴書を持っていった
ハローワークの紹介からA型作業所に体験を申し込んだと思いますが、面接では履歴書と職務経歴書が必要でした。
両方面接ではほとんど読まれることはありませんでした。
面接後の採用を決める審査会で内容や字の丁寧さを見られていたと思います。
「面談」をしますと言われたくらい気楽にいけた
私の場合そもそも面接を受ける気で身構えていたら、朝事業所に着いたら「午後からは面談をしますね」と言われました。
面接ではなく面談として、自分の状況を詳しく聞かれました。
対策としては、上に書いてきたような質問に対する答えを頭で考えておきましょう。
あとは人と人との会話だと思って、気軽に、でも真剣に答えれば面接を通ることができるでしょう。