今年の1月からA型作業所に通っています。
しかしなかなか作業内容にマンネリを感じて、3月中旬から完全に休むようになり、4月に作業所を退所しました。
退所後は他のA型作業所に見学・体験に行きました。
でも辞めた作業所のほうが自分に合っていたと気付き、もう一度入所するために以前のA型作業所に電話して、快く受け入れてもらいました。
この記事では、作業所を辞めるとこらから再雇用までの流れを書きたいと思います。
作業所を辞めたい方や、再入所を考えている方の参考になると思います。
- A型作業所に在籍しながら他の作業所に体験は禁止だった
- 他の作業所の体験に行くために、作業所を辞めた
- A型作業所は再雇用してもらえる
- ハローワークの求人が出ていれば空きはある
- 再雇用の話をする前に、辞めた理由を思い出してみて
- 職員さんの優しい職場は良いので、手放さないで
- A型作業所に再入所することは可能!
A型作業所に在籍しながら他の作業所に体験は禁止だった
なぜ私が作業所を辞めたかというと、仕事にマンネリを感じていたのと共に、他の作業所に魅力と可能性を感じたからです。
絵を描く仕事をしている作業所が魅力的に思えました。
皆さんも今通っている事業所より、ハローワークなどの求人を見て魅力的に感じる事業所があるかもしれません。
これは私の作業所の規約ですが、現在在籍している作業所を退所しないと、他の作業所に体験に行くことが禁止でした。
A型作業所に体験に行くとなると、ハローワークから申し込む必要があるところが多いと思います。
ハローワークが絡むことを在籍している作業所の許可なしに行動するのはまずいので、一度確認を取ってみてください。
ちなみに私は作業所をお休みしていた期間に他の作業所に見学には行きました。グレーゾーンだと思いますが、見学は言わなければバレないので…。
他の作業所の体験に行くために、作業所を辞めた
体験に行くには今の作業所を退所している必要があると言われたので、退所を決意しました。
本来なら退所の申告は一ヶ月前と決められていたのですが、作業所からの配慮があり二週間ほどで退所させてもらいました。
そうして晴れて他の作業所に体験に行けるようになった私。二ヶ所体験に行きました。
しかし体験に行きましたが結果は気に入らなくて、2つとも午前中で体験を切り上げて帰ってきました。
冷静になると、辞めた作業所のほうが作業内容が自分に合っていて良かったことに気づきました。
作業所を辞める前に、本当に辞めていいのかを考え直してください。
きっと何ヶ所も見学に行ってから、一番気に入った作業所に入所されたはずです。
私のように他の作業所が魅力的に感じることもあると思いますが、作業所を辞めなければいけないことと天秤にかけてみてください。
住んでいる地域の作業所数はそんなに多くないはずです。
辞めてから一ヶ月待たないと体験に行けないことを考えて、待つ期間があるデメリットよりも、魅力的な他の作業所に体験に行くことが優先ならば、辞めるべきでしょう。
しかし、なんとなく辞めたいのならば、職員さんに仕事をなんとかできないか掛け合ってみてください。
言うことで配慮してもらえることがあると思います。
A型作業所は再雇用してもらえる
他の作業所の体験に行くために在籍している作業所を辞めた私ですが、一度辞めた作業所に再雇用してもらいました。
辞めてから再入所するまでの期間は2ヶ月ほどです。
再雇用してもらうまでにかなり短い期間でしたが、すんなりと受け入れてもらえました。
再入所までの流れは、電話でもう一度入所したいと伝えて、職員さんがOKを出して、再び作業所を訪れて雇用契約書を書くだけで戻れました。
ハローワークは通していません。
私は運良く、利用者さんにはまだ辞めたことを言っていないと職員さんに言われ、二ヶ月間来なかっただけの人として復活しました。
ハローワークの求人が出ていれば空きはある
私の辞めた作業所は辞めて再入所しようと思ったときに、ハローワークの求人が出ていました。
空きがあるということは、再入所できるチャンスがあるということです。
一度作業所に連絡をとると良いと思います。
人気の作業所は空き待ちの人が何人もいると思います。
そうなると再雇用してもらうのは難しいでしょう。
ハローワークに求人が出ているということは、少なくとも人を募集しているということなので、まずは作業所に電話してみましょう。
優しい職場だったならば、優しく対応してもらえるはずです。
再雇用の話をする前に、辞めた理由を思い出してみて
一度その作業所を辞めたということは必ず理由がありますよね。
私の場合は、仕事にマンネリを感じる・絵を描く作業所に見学に行きたいという理由で辞めました。
だからもちろん退所するときに理由を聞かれますし、再入所するときもその理由についてそういう気持ちでいるのか聞かれます。
私は新たなお仕事と今までの仕事を掛け持ちすることで解決しました。
仕事内容が嫌だった場合でも。職員さんに再入所して新たな仕事をしたいと言えば、働けるように仕事を与えてもらえることもあると思います。
大事なのはその職場でどんな態度で仕事してきたかだと思います。
手を抜いて働いていたならば、再雇用されるのは難しいでしょう。
真面目に一生懸命働いていたならば、自分に合った仕事を用意してくれることもあるでしょう。
色んな要因が重なって辞めている職場だと思うので、辞めた理由を思い出して、同じことの繰り返しになると思うなら、再入所は止めておくべきだと思います。
職員さんの優しい職場は良いので、手放さないで
職員さんの優しい職場は、作業が嫌でも居やすいと思います。
私は職員さんがとても優しいいい環境の職場を辞めてしまったので、他の作業所に見学に行ったあと後悔しました。
逆に職員さんの対応が悪いところは、仕事内容が合っていても厳しいと思います。
これは私の体験談ですが、絵を描く仕事をしている作業所に見学に行き、作品を見せたら「不可ではない」と職員さんにバッサリ切り捨てられました。
そういう職場は面接に通ったとしても、いつもピリピリとしたムードで働くことになると思います。
好きな仕事なのに居心地の悪い職場は、特にメンタル疾患のある人には合わないはずです。
A型作業所に再入所することは可能!
一般企業と違って、作業所は再入所させてくれます。
障害を持った人のサポートをしてくれる場なので、再雇用を受け入れてくれる作業所は多いと思います。
あとは空きがあるということを確認して、戻っても辞める前と同じ繰り返しではないかということに気をつけて、再雇用に向けて連絡をしてみてください。