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引きこもりの子供がいる親はどうすればいいのか

私は8年以上引きこもった当事者ですが、親にしてもらってありがたかったことを書いていこうと思います。

引きこもりの子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。

また引きこもり当事者の方にも参考になる部分があれば、親にこうして欲しいと言ってみてください。

親にしてもらってありがたかったこと

母は母で生活を楽しんでいた

子供が引きこもりだからといって、母親まで一緒に落ち込んだり悩むのはいけません。

母が自分の世界を持って生活を楽しむこと。

母親自身が気持ちがスカッとしますし、それは子供にとっても、自分のことで悩んでいない母親の姿はありがたいことです。

母親と子供というのは一番近い存在になりやすいです。

そこで一緒になって悩みの渦に入ると抜け出せません。

 

私の母は、休日にお菓子やパンを作っていました。

それを食べることができるのは子供の特権だなと思いつつ、そうやって母自身の世界を持って楽しんでいる姿に、私はどこかホッとしていました。

引きこもっている私を責めることもなく、また一緒になって落ち込むでもなく、私は私の生活があるの!というように日々を楽しんでいる母が頼もしかったです。

 

母親はすでに子供の引きこもりについて十分考えています。

あとは、引きこもりである子供と、健康な母親自身の人生を分けて生きることです。

引きこもりの子供に寄り添う気持ちを持ちつつ、母親が人生を楽しむことが必要です。

母が賃貸マンションを借りて、家を空けた

私の家では娘の私と父親が同時期に引きこもりだったときがありました。

母親は困り果てていました。何もせずに食事を待っている引きこもり二人に対してどうすればいいのか…。

引きこもり二人の世話をしなければいけない、と普通は考えるところですが、母は違いました。

近所の賃貸マンションを借りて、母が家を出ることにしました。

家族のどよんとした空気の風通しをしたのです!

 

さて、残された引きこもり二人ですが、どうしたと思いますか。

結果としては、

父は車で食料品や生活に必要な消耗品を買い出しに行くようになりました。

私もときどき父の車に乗せてもらって、スーパーに食事を買いに行くようになりました。

また、部屋の掃除も自分達でするようになりました。

数ヶ月後に家に返ってきた母親は驚いていました。

私がいなくても家族はなんとかなるのだなを感じたようです。

 

母親がなんでもする家では駄目です。

引きこもりは家事をしてない自分に罪悪感を持ちますし、動かなくてもなんとかなるようでは引きこもり続けたくもなります。

なんでもやる母親というのは周りのパワーを奪っているともいえます。

人間には自主性があります。それは引きこもりにももちろんあります。

思い切って母が家を出ることで、残された引きこもりやその家族が、自分たちが生活していくにはどうすればいいのかを考え始めます。

父親が初めて父になって、私の引きこもりに向き合ってくれた

私の父親は誰にも関心を示さない人でした。

それはもちろん妻である母に対しても、娘である私に対してもそうでした。

私には普段は意識していなくても寂しさがありました。

 

私は二度引きこもりになっていますが、二回目は統合失調症になったことが原因で引きこもりました。

それまでは私に関心をほとんど示さなかった父親でしたが、統合失調症そのものの言動していた私は、父親の部屋に入って統合失調症の妄想の話をして、父親を困らせていました。

さらにご近所に迷惑どころか通報されるかもしれない行動を起こし始めた私を見て、いよいよこれはまずいと父親が思うようになりました。

まずは過去にお世話になっていた精神病院に車で私を連れていき、入院させてくれました。

私は入院して服薬したおかげで二ヶ月も経たないうちに退院することができました。

その後、障害年金自立支援医療障害者手帳の申請の用紙を書くことになるのですが、母親だけが内容を考えるのではなく、父親も必死になって考えて、二人で親として私に向き合ってくれました。

父が必要な書類を集めてファイリングしたり、書類の提出に行ってくれました。

 

父親が父になったのは私が統合失調症になって以降でした。私が成人してからのことでした。

両方の親がいるなら、やはり両方が子供に対して向き合わないといけません。

母親だけが頑張っていても、子供の引きこもりは治りにくいです。

子供が引きこもり続けているのは、親に文句があるからだと私は思います。

とくに父親がどれだけ子供に向き合ってくれるのか、そこで子供は愛を感じ取ります。

車で病院まで送迎してもらった

私は高校生にあたる年齢で引きこもり真っ最中でした。

父親は運転ができるので、精神病院まで車で連れて行ってもらっていました。

引きこもり状態からいきなり外に出て電車やバスに乗って病院に行くのは無理です。

そこで親が運転して病院に連れて行ってくれたことは、今考えると本当にありがたいことです。

母親は子供から離れて、父親は子供にもっと近づいて

今までのことをまとめると、母親には離れてもらうとありがたかったし、父親にはもっと関わってほしいという気持ちを満たしてくれると、引きこもり脱出に繋がると思います。

母親が悩み、父親が放置の引きこもり家庭が多いと思うので、その役割をもっとバランスをよく、母親が手放し、父親が関わると、子供の引きこもり解消が見えてくるでしょう。

引きこもりは親に期待しているのだと思います。

自分が引きこもることで親が自分のためにどう動いてくれるのか試している部分もあります。

それは結局、親からの愛情が欲しいということです。

親が本気で子供に向き合うとき、引きこもりは解決するでしょう。

 

引きこもり本人はどうすればいいのか

自分の興味の対象を知っておく

アニメが好き、映画が好き、音楽が好き、食べるのが好き、など自分の興味を知っておくことは引きこもり脱出に役立ちます。

もし年齢が若ければ専門学校にいく進路を取れます。

私は高校は行っていませんが、専門学校は同学年と同じ年齢で入学できました。

もう学校に行くような年齢ではない人も、自分の好きを知っておくことは大事です。

外に出ないと見れない・味わえないことを体験したい気持ちは、引きこもり脱出において非常に大切なことです。

引きこもり脱出には、歯を食いしばって出る必要はないのです。

また、引きこもりで気持ちが下がりがちな生活を送っていたとしても、毎日を少しでも気分よく過ごすことは、自信の回復に繋がります。

 

もし精神科病院に行って精神病と言われた場合は、作業所という場で無理なく働くことができます。

B型作業所の場合は時給100円などの工賃が、A型作業所の場合は最低時給の給料がもらえる働き方ができます。

特にB型作業所には、絵を仕事にできたり、ハンドメイド作品を売ったりなど、趣味を仕事にすることができる場合があるので、今引きこもりの人にも無理がないと思います。

↓B型作業所について触れている過去記事です。

yurukomorin.hatenablog.com

yurukomorin.hatenablog.com

親以外の人と関わるようにする

親としか関わらない生活ではまず引きこもり脱出は無理です。

心理カウンセラーや市役所の職員さんなどの相談窓口を利用することが必要になってきます。

人が怖くて外に出れないなら、ネット上でやりとりできるカウンセラーさんを見つけて相談するのが良いでしょう。

親以外の人との繋がりを作ることが、引きこもり脱出には何より必要なことです。

引きこもりを相手にしている窓口は対応が優しいところがほとんどです。

外とのパイプを作ることを意識しましょう。

引きこもり脱出にするには、相談窓口を利用することが一番だと思います。

 

ネット上の友達がいれば良いのか?と聞かれると、私には答えられません。

私は引きこもり時代も今もネット上の友達はいませんが、引きこもり脱出できました。

人によると思いますが、悩みを解決に繋げてくれる相談窓口を利用するほうが引きこもり脱出が現実的になるでしょう。

引きこもり・精神障害の人はチャットで気軽に悩みを相談するならGiftがオススメ

引きこもりや精神障害で悩みを持っているときに、誰かに相談したいと思うことはよくあると思います。
私も悩むことが多いので、相談できるサービスはないか探しました。
今どきは電話だけではなく、チャット方式で相談できるサービスがあるようです。
私はチャットが気軽でいいなと思ったので、色々試してみました。
無料のサービスも有料のサービスも使ったのですが、やはり有料のサービスは質も返信の早さも優秀で良かったです。
皆さんの中にも、LINEで無料相談できるところに相談したけど、ボランティアで行っているところは混み合っていて返事が返ってこないことがあるなど、もどかしい思いをされたこともあるかもしれません。
悩みが深い分、カウンセラーさんから確実に回答が欲しいけれど、手軽に相談したいと思いますよね。

今回は有料・無料のカウンセリングを試した結果、特に気に入った「Gift」という相談ができるアプリを紹介したいと思います。

相談は有料だけど、チャットのレスポンスが早い

様々なサービスを利用した結果、一番良かったアプリは「Gift」です。

こころの悩みや不安を本音で相談できる!-Gift(ギフト)
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無料
posted withアプリーチ

 

「Gift」は有料のサービスなので、匿名の知恵袋のように的外れだったり故意に傷つけてくるようは回答はなく、カウンセラーさんが返事をくれるので、安心感と信頼度が全く違います。
また、無料のLINEで相談できるサービスもありますが、回答してくれるカウンセラーさんの質がバラバラで、相談しているこちらが相手をしている気分になることがありました。
 
「Gift」は相談するのは有料ですが、その分欲しかった回答がもらえることが多いですし、難しい悩みにも優しく回答してくださるのでとてもオススメです。

 

私はチャット相談しかしたことがないのでその感想になりますが、24時間以内に返信がいただけるのが安心感があります。

返信が早い先生だと1時間で回答してくれることもあります。

チャットなので、LINEのように返事が来るのが気軽で心地良いですね。

相談する先生の選び方

先生の顔写真の下に☆4.5(1000件)のように、評価の横に相談件数が表示されています。

まずはHOME画面の相談件数の多い先生に相談すると、信頼度の高い回答が得られると思います。

また、キーワードや悩みのジャンルから先生を検索することも可能です。

人間関係や仕事や恋愛などの一般的な悩みの他にも、発達障害統合失調症や引きこもりなどのジャンルもあるので、カウンセリング初心者の方にもオススメです。

チャットの金額が高いことがデメリット

返信がとても早く、質も良い「Gift」のカウンセリングですが、デメリットはチャット一文字あたりの値段が高いことです。

 

公式ページからの引用ですが、

料金の目安メッセージ送信:100文字の送信で、約600円程度

※先生からの受信メッセージは全て無料

となっています。

 

相談事を文章にして文字カウントしてみてほしいのですが、200文字くらいはあっというまに過ぎると思います。

相談事を送って先生からの返信で一往復で終われば金額はそこまでかかりませんが、基本的に相談した内容について先生からの質問があると思います。

それに返信するとなると、その分どんどんお金がかかります。

チャット相談の費用は、一つの悩みに対して5000円程度はかかると思います。

 

しかし、メリットは先程も申し上げた通り、返信がとても早いこと・回答の質が良いことです。

病んだ心に、早いレスポンスと、心に寄り添う回答は本当に癒やされます。

チャット方式で気軽に相談したいなら「Gift」が一番オススメです。

カウンセラーさんはいくらでも選べるので、一人目が合わなくても次にいこう

初めて利用されるときは、まずは相談件数順で並び変えて、件数の多い先生に相談してみてください。

そこで欲しい回答が得られることもありますが、自分とは肌が合わないと感じることもあるでしょう。

そこでこのアプリは駄目だと思うのは非常にもったいないです。

最初の相談は100文字程度のお試しで相談するのが良いと思います。

カウンセラーさんからの回答が来るときの感じを体感するのが大事です。

初回のカウンセラーさんが合わなくとも、1000人以上のカウンセラーさんが在籍しているので、どんどん他のカウンセラーさんを試してください。

 

悩みを持つ引きこもり・精神障害の方に特にオススメのアプリなので、ぜひ利用してみてください!

 

 

アプリはこちらからダウンロードできます

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A型作業所を辞めたけど、再雇用してもらった

今年の1月からA型作業所に通っています。

しかしなかなか作業内容にマンネリを感じて、3月中旬から完全に休むようになり、4月に作業所を退所しました。

退所後は他のA型作業所に見学・体験に行きました。

でも辞めた作業所のほうが自分に合っていたと気付き、もう一度入所するために以前のA型作業所に電話して、快く受け入れてもらいました。

この記事では、作業所を辞めるとこらから再雇用までの流れを書きたいと思います。

作業所を辞めたい方や、再入所を考えている方の参考になると思います。

A型作業所に在籍しながら他の作業所に体験は禁止だった

なぜ私が作業所を辞めたかというと、仕事にマンネリを感じていたのと共に、他の作業所に魅力と可能性を感じたからです。

絵を描く仕事をしている作業所が魅力的に思えました。

皆さんも今通っている事業所より、ハローワークなどの求人を見て魅力的に感じる事業所があるかもしれません。

これは私の作業所の規約ですが、現在在籍している作業所を退所しないと、他の作業所に体験に行くことが禁止でした。

A型作業所に体験に行くとなると、ハローワークから申し込む必要があるところが多いと思います。

ハローワークが絡むことを在籍している作業所の許可なしに行動するのはまずいので、一度確認を取ってみてください。

ちなみに私は作業所をお休みしていた期間に他の作業所に見学には行きました。グレーゾーンだと思いますが、見学は言わなければバレないので…。

他の作業所の体験に行くために、作業所を辞めた

体験に行くには今の作業所を退所している必要があると言われたので、退所を決意しました。

本来なら退所の申告は一ヶ月前と決められていたのですが、作業所からの配慮があり二週間ほどで退所させてもらいました。

そうして晴れて他の作業所に体験に行けるようになった私。二ヶ所体験に行きました。

しかし体験に行きましたが結果は気に入らなくて、2つとも午前中で体験を切り上げて帰ってきました。

冷静になると、辞めた作業所のほうが作業内容が自分に合っていて良かったことに気づきました。

 

作業所を辞める前に、本当に辞めていいのかを考え直してください。

きっと何ヶ所も見学に行ってから、一番気に入った作業所に入所されたはずです。

私のように他の作業所が魅力的に感じることもあると思いますが、作業所を辞めなければいけないことと天秤にかけてみてください。

住んでいる地域の作業所数はそんなに多くないはずです。

辞めてから一ヶ月待たないと体験に行けないことを考えて、待つ期間があるデメリットよりも、魅力的な他の作業所に体験に行くことが優先ならば、辞めるべきでしょう。

しかし、なんとなく辞めたいのならば、職員さんに仕事をなんとかできないか掛け合ってみてください。

言うことで配慮してもらえることがあると思います。

A型作業所は再雇用してもらえる

他の作業所の体験に行くために在籍している作業所を辞めた私ですが、一度辞めた作業所に再雇用してもらいました。

辞めてから再入所するまでの期間は2ヶ月ほどです。

再雇用してもらうまでにかなり短い期間でしたが、すんなりと受け入れてもらえました。

再入所までの流れは、電話でもう一度入所したいと伝えて、職員さんがOKを出して、再び作業所を訪れて雇用契約書を書くだけで戻れました。

ハローワークは通していません。

私は運良く、利用者さんにはまだ辞めたことを言っていないと職員さんに言われ、二ヶ月間来なかっただけの人として復活しました。

ハローワークの求人が出ていれば空きはある

私の辞めた作業所は辞めて再入所しようと思ったときに、ハローワークの求人が出ていました。

空きがあるということは、再入所できるチャンスがあるということです。

一度作業所に連絡をとると良いと思います。

人気の作業所は空き待ちの人が何人もいると思います。

そうなると再雇用してもらうのは難しいでしょう。

ハローワークに求人が出ているということは、少なくとも人を募集しているということなので、まずは作業所に電話してみましょう。

優しい職場だったならば、優しく対応してもらえるはずです。

再雇用の話をする前に、辞めた理由を思い出してみて

一度その作業所を辞めたということは必ず理由がありますよね。

私の場合は、仕事にマンネリを感じる・絵を描く作業所に見学に行きたいという理由で辞めました。

だからもちろん退所するときに理由を聞かれますし、再入所するときもその理由についてそういう気持ちでいるのか聞かれます。

私は新たなお仕事と今までの仕事を掛け持ちすることで解決しました。

仕事内容が嫌だった場合でも。職員さんに再入所して新たな仕事をしたいと言えば、働けるように仕事を与えてもらえることもあると思います。

大事なのはその職場でどんな態度で仕事してきたかだと思います。

手を抜いて働いていたならば、再雇用されるのは難しいでしょう。

真面目に一生懸命働いていたならば、自分に合った仕事を用意してくれることもあるでしょう。

色んな要因が重なって辞めている職場だと思うので、辞めた理由を思い出して、同じことの繰り返しになると思うなら、再入所は止めておくべきだと思います。

職員さんの優しい職場は良いので、手放さないで

職員さんの優しい職場は、作業が嫌でも居やすいと思います。

私は職員さんがとても優しいいい環境の職場を辞めてしまったので、他の作業所に見学に行ったあと後悔しました。

逆に職員さんの対応が悪いところは、仕事内容が合っていても厳しいと思います。

これは私の体験談ですが、絵を描く仕事をしている作業所に見学に行き、作品を見せたら「不可ではない」と職員さんにバッサリ切り捨てられました。

そういう職場は面接に通ったとしても、いつもピリピリとしたムードで働くことになると思います。

好きな仕事なのに居心地の悪い職場は、特にメンタル疾患のある人には合わないはずです。

A型作業所に再入所することは可能!

一般企業と違って、作業所は再入所させてくれます。

障害を持った人のサポートをしてくれる場なので、再雇用を受け入れてくれる作業所は多いと思います。

あとは空きがあるということを確認して、戻っても辞める前と同じ繰り返しではないかということに気をつけて、再雇用に向けて連絡をしてみてください。

引きこもりで人嫌いなのに母親に過干渉される

引きこもりの原因として、父親無関心・母親過干渉が原因の一つです。

引きこもりから脱出しようと思うと、父親と距離を近づけることも大事なのですが、何より母親との距離を開けることが重要と私は考えています。

母親と引きこもりの子供は距離を開けよう

心が母親に依存してしまっていると、いつまでも引きこもりから脱出できません。

母親からは過干渉や過保護、子供である自分は母親に依存していると、共依存となりそこから抜け出すの難しいです。

過干渉というと明確に嫌と思うようなことをされることと思いがちですが、普通に会話してると思っているだけで過干渉を受けている場合があります。

過去の私の場合だと、なにか相談を母にするとアドバイスをくれるのですが、それが私の気持ちに寄り添うというよりも、社会での対処法を教えてくれるという現実的なアドバイスをくれました。

かなり厳しいアドバイスもされたし、納得のいかないことも山ほどあったのですが、友達がいないため母を頼るしかありませんでした。

母に悩み相談をしても、解決して気持ちが晴れるどころか、次の日には違う悩みが生まれてまた相談するの繰り返しです。

母親は正論を言って私の自信を無くさせることで、私を依存させていたのだと思います。

逆に私は悩んでいる姿を見せて母に心配してもらうことで、母の関心を惹きたかっただけだったと、今になると思います。

私の場合、弱っている姿を見せて母にお世話をしてもらっていました。

人によっては暴れることで、母に心配させたり恐怖心を煽って、関心を惹いている場合もあるでしょう。

 

母親の過干渉を止めさせるのは、家族とはいえ人を変えることなので、難しいことです。

ならば自分から母への依存を止めてはどうでしょうか。

母親は一人の人間です。あなたの都合のいい存在じゃありません。

大人ならば、母親を自分のために動く親とだけ思ってないで、一人の中高年のおばさんだと思ったほうがいいです。

中高年のおばさんをいつまでも縛るのは可哀想ではありませんか?

また自分自身が年代の大きく離れた人に興味を持ち続けるのもおかしな話だと思います。

私の場合は過干渉というより過保護でしたが、正論のアドバイスによって自信を失ってことを考えると、過干渉と考えることもできます。

母親の過干渉も母親への依存も、それを壊して終わらせない限り、抜け出せないです。

まずは自分の母親との関わり方を変えるべきです。

 

私は心理の専門家ではないので、母親との関わりで生まれる葛藤と対処法について具体的に書けません。

私が母との関係に苦しさを感じたときに読んだ本を載せますので、苦しい思いをしている方はぜひ読んでみてください。

この本を要約すると、母親の話に「なるほど」「そうなんだね」と共感することが必要ということ。
それと他人を中心とした考え方ではなく、自分の感情を中心とした考え方をすることが大事だと書いてあります。
 
母親と共依存している人は引きこもりから脱出できません。
母親との距離をどんどん広げて、自立に向かってほしいです。

父親との無関心はむしろ自立にはありがたい

逆に父親の無関心に寂しさを覚えることもあると思います。

私も言葉で愛の表現をもらったことが記憶にありません。

しかし、父親の無関心は、引きこもりの自立にとって困難の原因ではありません。

父親の無関心というのは母親へも無関心で両親の夫婦仲が悪く、母親の関心が子供に向くから問題なのであって、父親の子供に対する無関心はさほど問題ではありません。

もし無関心すぎるならば、子供である自分は大人になるまで生きれていません。

不満はあるにせよここまで育ててもらっているのだから、あなたは自立できます。

成人しているのであれば自立できる年齢にすでになっています。

父親には育ててくれたことを感謝して、自立に向かいましょう。

人嫌いならば、家族のことも本当はうっとうしい

外の人とは会話したくないのに、母親とはよく話す内弁慶の引きこもりも多いと思います。

自分は人嫌いと自覚しているでしょう。

その人嫌いは母親は例外なのですか?

家族だから人見知りの対象じゃない、それはあると思います。

しかし根本的に人嫌いだと、本音では親に対しても距離を置きたい気持ちが存在しています。

父親は無関心で関わりが少ないから実は楽だったりします。

母親は過干渉してくるから仕方なく付き合ってあげてるだけで、本音では人と関わることが嫌いだから母とも距離を置きたい気持ちがあると思います。

人が苦手だから引きこもりになるのです。

親を一人の人間として見たら、人のべったり関わり続けることに苦しみを感じるのが自然なことではないでしょうか。

親、とくに過干渉してくる母親と距離を置きましょう。

会話の頻度をぐっと減らしたり、物理的に距離を空けるために一人暮らししたり、母親との関わりを減らしましょう。

大人のあなたが親と密接に関わる必要はないのです。

自由な感情を取り戻すためにも、母親と距離を置きましょう。

まずは精神的に、そして物理的に距離を取ることができれば、引きこもりから脱出して精神的にも経済的にも自立することができるはずです。

父親無関心、母親過干渉で引きこもりになったけど、脱出できた

よく父親無関心・母親過干渉で子供が引きこもりになる、ということが言われています。

私は引きこもり経験がありますが、私の両親もそうです。

父親は、家族に関心を示さずに部屋で一人でネットをしてるか映画を見てるだけ。

母親は、父の役割を放棄した父親の代わりに、父親役まで引き受けて一人二役で頑張り続けていました。

結局私が成人して両親は離婚しました。

両親の夫婦仲が悪く、父親は相変わらず一人で世界で生きて、母親は本来旦那に向くべき関心が叶えられずに、子供に向くことで、父親無関心・母親無関心の形になるのだと思います。

両親に問題はありましたが、結局引きこもりを脱出したいのは他でもない私なので、ここでは本人の引きこもり脱出方法に関して書きたいと思います。

引きこもりの原因を考える。

引きこもりの原因は様々あると思います。

私は小学校、いや幼稚園の頃から学校生活が楽しくありませんでした。

クラス替えをすると以前の友達と離れて新クラスで一人ぼっち。これが常に起こっていました。

中学生になってジャズバンド部に入部し、友達の数が増えたので、中学校では新学期に一人ぼっちになることが防げると思いました。

しかし、中学三年生のときのクラス分けで、3クラス中同じジャズバンド部の友達がほとんど1クラスに固まり、私のクラスには1人の友達しかいない状態になりました。

しかも、学年で一番嫌いな2人が同じクラスになり、私の心は崩壊しました。

 

…とここまでは学校での原因です。

しかし、もっと根本的なことを考えると、不登校になった後も苦しみから抜け出せないということは、家庭環境に問題があると考えられませんか?

 

私の家庭は冒頭でお伝えしたように、父親無関心・母親過干渉のテンプレート的家庭でした。

兄弟はいないので、両親が全ての引きこもり生活になりました。

 

私の場合、不登校から引きこもりになり、両親との関わりだけが人間関係になりました。

私が引きこもったのは学校生活が苦しかったからですが、潜在意識的に原因を考えると、両親の関心、特に父親の関心を引きたかったのだと思います。

私が不登校になっても父親は最初はあまり関心を示しませんでした。

不登校に怒ることもしないけど、学校楽しくないの?と聞いてくれることは一度もありませんでした。

しかし、不登校から引きこもりになり、家にべったりと私が居ることで、徐々に父親が変わり始めました。

父親は相変わらず母親とは仲良くなかったですが、私のことは精神病院に車で送り迎えしてくれたり、引きこもる前に比べて関わりを持てるようになりました。

こう文章にすると単純に感じますが、実際は不登校になった苦しみや、引きこもり生活の先の見えなさに絶望しました。

しかし、父親の無関心状態から気を引くことには成功したので、私はどこか満足したのだと思います。

それに私が引きこもったことでなんとかしなければいけないと思った両親が、協力して私の引きこもり脱出に向けてサポートしてくれるようになりました。

夫婦仲が良くなったわけではありませんが、無関心状態の夫婦から私の引きこもりを通じて、協力体制は取っていました。

私は両親に恵まれていたと思います。

しかし、世の中の引きこもりにはむしろ自分が引きこもることで両親の仲が悪くなることも多々あると思います。

それで自分をさらに責めてますます引きこもりが悪化することもあるでしょう。

 

両親の仲が悪く、父親が無関心で母親が過干渉なのは紛れもない事実です。

家庭環境が悪いということは、自分の自信の基盤がぐらつくということです。

それでは学校生活や社会生活はやっていけなくて当然です。

自分が引きこもったのは両親のせいだと思うのは全く問題ないです。

そんな家庭に産まれてなかったら、他の普通の家庭で育っていたら、あなたが引きこもることもなかったかもしれません。

それだけ、家庭環境とは重要なのです。

両親の夫婦仲の悪さと、父親が誰にも関心を示さないことと、母親の関心が全て子供の自分に向くこと、それが原因となることは明らかでしょう。

引きこもり脱出には自分の今を受け入れるしかない。

引きこもりになる原因は分かりました。

しかし、原因をいくらこねくり回しても、引きこもり完全脱出には繋がりません。

もちろん原因を把握するのは、前に進むきっかけにはなります。

そこで次は何をすればいいのか。

 

次は自分の引きこもってしまったことを自分で受け入れてあげることです。

多分、引きこもりになっていることを悔やんだり、絶望したりしていることでしょう。

しかし、まずそんな自分を仕方ないよね、と受け入れましょう。

原因が両親にあって、自分が引きこもりになった。

でも、自分はどうしたいのか。

引きこもりから脱出して、この苦しみから抜け出したい。

そんな思いがあると思います。

まず引きこもっている自分を自己否定するのをストップして、引きこもっている自分は可哀想だと自分を慰めてあげましょう。

自分を自分で慰めるのは癒やしの効果があります。

自分のつらい気持ちや苦しい気持ちを感じ切りましょう。

自分を慰めるのが難しいと感じるときは、カウンセラーのカウンセリングを受けるのが良いでしょう。

引きこもりで外出できない場合は、電話やメッセージカウンセリングを受けると部屋から出ずとも話を聞いてもらえます。

私のオススメは「カウンセリングサービス」の初回無料電話カウンセリングです。

話を聞いてもらったあとに、それについてのアドバイスがもらえるところがとても良いです。

他のネット上のカウンセリングを受けたこともありましたが、話を聞いてくれるだけで、それについての意見は何もしてくれないこともあったので、当たり外れはあると思います。

「カウンセリングサービス」と検索したら出てくるので、ぜひ初回無料でカウンセリングを受けてみてください。

社会の繋がりを持つ

自分の引きこもりの状況を受け入れることができれば、社会との繋がりを持つことができるようになります。

引きこもりで仕方ない、大丈夫と受け入れることこそ、引きこもり脱出のスタートです。

 

社会との繫がりといえば、働いて社会復帰することだと思いがちですが、それだけではありません。

私が利用したり試そうとした方法がいくつかあります。

・精神科や心療内科に通う

家でカウンセリングを受けて、気持ちが楽になったら、次は外に出て心の病院で診察してもらいましょう。

病院の先生と会話することも、社会との繋がりの一つです。

引きこもって社会との関わりが一切なくなると、むしろ鬱病だったり精神病になりがちです。

そういった病気にかかっているから苦しい思いをしていることもあります。

精神科は名前からしてハードルが高いと思うので心療内科だと精神病ではなくても話を聞いてくれるので、まずは心療内科に通ってみるのがいいでしょう。

・地域活動支援センター

心療内科や精神科に通っていると、地域活動支援センターを勧められることもあると思います。

地域活動支援センターとは何かいうと、日頃社会との関わりがない人が、住んでいる地域にある施設に日中通うことで居場所づくりができます。

引きこもりというだけで通えるかはその地域活動支援センターによって受け入れ状況が変わりますが、心療内科や精神科に通院していたら、人に暴力暴言など迷惑をかけないなど人間関係を築くことができる状態であれば、利用することができます。

私自身は見学にしか行ったことがないので、詳しく書くことは難しいのですが、人との繋がりを持てる場を提供してくれている地域活動支援センターは利用する価値ありだと思います。

昼食作りを職員さんと共にしたり、トランプなどのゲームをしたり、談笑したり、リラックスして日中を過ごせる場です。

・就労継続支援A型・B型事業所、就労移行支援事業所を利用する

このブログでは就労継続支援事業所について様々のことをお話しています。

就労〜〜事業所とはなにかと言いますと、精神障害などを持った一般就労がうまくいかなかった人向けに、職員さんのサポートを受けながら簡単な仕事をしたり履歴書添削など実際に就職に向けて動くための場です。

引きこもりの人達の中で、心療内科や精神科に通院すると、精神障害と名が付くことがあります。

精神障害者だと、こちらの就労継続支援事業所や就労移行支援事業所を利用することができます。

知的障害や身体障害の方も利用可能なので、障害を持った方が利用するところと考えてもらって構いません。

指導してくださる職員さんがとても優しいので、一般社会に苦しんだ人にはぜひ利用していただきたいです。

 

引きこもり

→精神科・心療内科に通院

→地域活動支援センターを利用

→就労継続支援事業所や就労移行支援事業所を利用

というのが、私のおすすめする引きこもり脱出ルートです。

完全な社会復帰に向けて

私はまだ一般的なアルバイトや会社で勤務することはできていません。

しかし、いずれ一般社会に戻りたいと思います。

そこで重要なのは、自己肯定感と生活リズムを整えることだと思います。

 

今引きこもりで苦しんでいる人にも、自己肯定感と生活リズムを整えることを始めてほしいと思います。

自己肯定感を育てるためには、カウンセリングを受けるのが良いです。

しかし、カウンセラーとの相性が合わなかったり、お金がかかりすぎることもあると思います。

なのでカウンセリングを受けることと併用してオススメするのが、本を読むことです。

こちらの大ヒット作の「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」は、引きこもりの人たちにも届く内容です。

タイトルの嫌われる勇気や幸せになる勇気という言葉では、正直内容の深さに全く追いついていません。

難しく考えるのが趣味のことが多い引きこもりの人達には、内容がより刺さると思います。

人生の生き方の根本的な考え方がひっくり変える本なので、ぜひ一度読んでいただきたいです。

悩みを持つ青年と、哲学者の哲人の対談方式の本となっています。
青年が何にでもくってかかる性格なので、ネット掲示板をよく見る人にとってはむしろ親しみやすい性格かもしれません。
物事を悲観的に考えたり、否定的に考えがちな人にこそ、刺激を受ける本だと思います。
引きこもりを脱出して幸せになるために、本を読んで世界を広げましょう。

引きこもりの原因は分かっても、進むのは自分の力。

ここまで引きこもりの原因について考えたり、自分を受け入れることをおすすめしたり、社会との関わりを持つ方法をお教えしたり、本を読んで視野を広げることを提案してきました。

父親無関心・母親過干渉の原因があったとしても、それを受け入れて前に進むのは自分自身です。

 

引きこもり生活はとても苦しいですよね。

私も引きこもりを経験したからこそ、苦しみが身に染みて分かりますし、脱出方法もリアルに体験したことしか載せていないので、あなたに響くと思います。

お互い引きこもり脱出に向けて、一歩ずつ前に歩きましょう。

絵を描くのが辛い人は、絵を人生の中心にするをやめよう

私は幼稚園のころからずっと絵を描いてきました。

しかし、歳を重ねるほどに絵を描くのが辛くなってきました。

絵を描くのは楽しいことのはずなのに、描くのが辛いのは嫌ですよね。

私は今の辛い状況から絵を描くことが楽しく感じる方法は提案できません。

絵から少し離れるアプローチを提案しています。

根本的解決ではありませんが、気持ちは回復すると思います。

絵を仕事にしたいと思うから辛くなる

あなたは絵を描くことを仕事にしたいと思っていませんか?

技術がないことに焦りを感じていませんか。

その自分に課すプレッシャーが、絵を描くのを辛くする原因の一つです。

まず前提として、絵が仕事になる人は少なくとも25歳くらいまでには仕事にしていますし、高校生の年齢の時点で周りの絵描きさんより上手いです。

絵を仕事にすることは素敵ですが、それは選ばれし人だけができる仕事です。

能力が伸びないと感じているならそれは正しいです。

神絵師になりたい!と思って、練習時間や絵を描く時間を増やして絵の技術を上げようと意気込んでも続きませんよね?

無理やり自分を追い込んで、絵の能力を伸ばそうとしたら絶対に辛いです。

絵を仕事にしたいと思っていなかったら、ここまで絵を描くことを辛いと感じないはずです。

趣味でいいと思うことができれば少し楽になります。ただし、本気で絵に向き合っている分、簡単に諦めるのは難しいというのはよく分かります。

しかし真面目に向き合うだけでは絵は伸びません。

絵は才能でほとんど決まります。

絵を仕事にしたいと思う気持ちを保留にしませんか?

絵を描くと病む人は一旦絵をやめるべき

絵を描くと病む人は今すぐに絵を描くのをストップしてください。

病むということは、絵を描くだけじゃなくて、仕事も生活もうまく回らなくなるということです。

私は精神障害を持っていますが、絵を描いていた頃は明らかにメンタルの病みがひどかったですし、完全な引きこもりでした。

絵は自分の技術を絞りきって描くものなので、疲れを通り越して病みますよね。

まず絵を描くことよりも自分の心を大切にしてあげてください。

絵から離れて、自分の生活を立て直すことを優先しましょう。

そして、絵を忘れたころに、また描いてみてもいいかなと思えたならば、きっと絵を描くことが少し楽に感じるでしょう。

しばらく絵から離れてから復活しても、絵を描くことがつらいなら、時間を置けていません。年単位で絵から離れるべきでしょう。

絵を描くのが嫌いになった・楽しくないのは本音だから大切にして

絵を描くことは絶対に楽しいはずと思うのも、思い込みです。

絵に本気なほど、辛い気持ちも倍増して当たり前です。

絵を描くのが嫌いになったり、楽しくないと感じるなら、一旦絵から離れましょう。

絵を描く道具を変えたり、描くキャラを変えたり、絵の内容を変えたりするテクニックもありますが、それは小手先の対処法であり、絵を描くことから離れていないのでどっちみち辛い気持ちになります。

絵を描くのは楽しい気持ちや充実感と、集中したり上手く描けないことに対して辛い気持ちの両方があるのが普通です。

辛い気持ちばかりなのは病む寸前なので、絵を描くことから離れましょう。

そして絵のことを考える時間も減らしましょう。

絵を描いていなくても、絵のことを考える時間が長いと病んできます。

絵をやめる選択肢も選んでみませんか。

自分には絵しかないと思うのは思い込みです。

趣味を増やして、世界を広げましょう。

そうすれば絵を描くことを人生の中心に置いて辛かったことが、嘘のように楽になります。

補足:AIの登場でさらに凡人が描く意味がなくなった

今のイラスト系AIって凄すぎますよね。

神絵師さんでも太刀打ちできないレベルの絵を一瞬で出力するところを見ると、凡人絵描きが描く意味は自己満足でしかないのかもと思います。

絵を仕事にするのがますます難しい時代になりました。

絵を描くのが辛いなら、絵を描くのを辞めませんか。

私は絵を描くことがほぼ無くなって、気持ちが楽になりました。

きっとAIに絵を描く仕事のほとんどは取られます。

AIに絵の仕事を任せて、絵は趣味で楽しむのはいかがでしょうか。

絵を趣味のうちの一つにできるといいですね。

特別な才能がなくても、得意なことで仕事して給料がもらえたらいい

何の才能もないことで悩み続けた私ですが、本を読んだりネット検索して調べることで徐々に才能のないことに納得しました。

才能への向き合い方、また才能がなくても生きていけることって素晴らしいよね、ということを記事にしました。

才能に悩める人に本の紹介

才能がなくて苦しんでいる人にオススメしたい本が二冊あります。

一冊目は才能に向き合うと起こりやすい嫉妬の感情を癒やす本です。

二冊目は著者の実体験に基づいて、才能が欲しいジャンルを一旦やめてみることを推奨している本です。

人の才能に嫉妬してしまう人におすすめの本

才能がなくて困っている人は、出来る人への嫉妬で苦しんでいることも多いと思います。
この本には嫉妬の構造と嫉妬したときの対処法が載っています。
心理カウンセラーさんの書かれた本なので、嫉妬の感情を根本から癒やすワークが載っていて深い内容となっています。
よく他人に嫉妬していまう人はこの本を読むことで腑に落ちる部分が多いと思います。

才能がなくて諦めることを考えている人向けの本

この本はオリンピックに出場した選手の為末大さんが書かれていて、努力しても叶わない存在を前に「諦める」ことを選択して、勝てる土俵で戦うことに決めた気持ちの変化が詳しく書かれてます。
もちろんオリンピックレベルの才能がなくても、参考になる考え方がたくさん載っていて、才能に悩める人が納得できる本になっています。
根性論とは真逆の、本当の自分のレベルを見極めて、自分らしく能力を活かそうということを書いています。
才能がなくてやめた方がいいのか悩んでいる人にぴったりの本です。
 

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私の才能の解釈:才能は存在する、努力ではなんともならない

yurukomorin.hatenablog.com

私の得意ジャンルの絵について才能があるかないかについて考えた記事です。

才能があるといっても、それが住んでいる身近な地域で活躍するレベルなのか、県で活躍するレベルなのか、日本で目立つ才能なのか、スケールの差は絶対にあります。

才能について私の結論を出したので読んでみてくださいね。

才能が必要な職業につくのは難しいが、挑戦しないと後悔する

私も過去にアニメーターの仕事に挑戦しましたが、研修期間で辞めてしまいました。

才能が必要な職業は小さいころに誰しも憧れるはずです。

そういった職業に一度挑戦することは人生において必要です。

私は専門学校に行き一度挑戦したので後悔がありませんが、大学に行き普通の就職をして人生を送っていたら、30歳前後で人生について悩むことになっていたことでしょう。

才能が必要な職業に挑戦して駄目だった経験が人生には必要で、才能が必要な職業に挑戦すらしなかったら、思春期のような万能感がまだ残ったままになるかもしれません。

もしかしたら上手く軌道に乗るかもしれないし、才能がなくて続けられないかもしれない。

その経験をするかしないかで、人生の満足度にも関わってきます。

挑戦したのちに、普通の仕事で納得する

人生で才能が必要な職業に挑戦する経験は必要です。

そのあとで、普通の仕事をすればいいのです。

そうするとがむしゃらに努力しなくても、お金がもらえることにありがたみを感じますし、今の自分の能力で仕事になることに自己肯定感が上がります。

その気持ちになるには、一度必死になって才能の必要な職業に挑戦しなければなりません。挑戦のしたことない人が理屈で考えて納得しても、実際に挑戦をしていなかったら後悔が必ず人生で生まれてきます。

挑戦をすれば、たとえ夢破れたとしても、特別な才能がない今自分のできるスキルや、すこし頑張ればすぐに身につくスキルでお金を稼ぐことに感謝できます。

だから才能がなくても挑戦だけはしてほしいのです。

諦めることも挑戦しないとできません。

特別な才能がなくても、少し得意なことで無理なく仕事になるのが結局幸せなんだと私が考えます。

得意がかぶらない職場で活かすのがいい

あとはもう一つ提案です。

私のようにアニメーターという場では使い物にならない画力でも、絵と全く関係ない職場に行くと、大した能力じゃなくても重宝がられます。

みんなが同じ特技を持った場だと、その中で優劣がつき落ちこぼれになってしまう危険性があります。

そうではなく、クラスで一番程度の能力ならば、普通の職場で一番の能力を持っている人になればいいのです。

特技がかぶらない場で活躍すると、得意なことをやっている満足感で気持ちが満たされます。

ぜひ参考になればと思います。